
必ずお読みください。↓
カラー見本と革や染色などについての詳細説明(各商品共通)
※2024年3月24日 蝋引き仕上げがきれいにできないことが多い革を蝋引き加工可能色から除外。
※2024年3月24日 「赤茶」を削除し、「紺」を追加。
カラー見本一覧
革を染めた見本になります。「生成」は無染色という意味なります。
※お使いのブラウザによって、色の見え方が異なる場合がございます。
レザー用ウレタンコート仕上げ

※ピンクや空色や若草色は染色の濃淡に差が出やすいため、サンプルの色との誤差が多くなることがあります。
蝋引き仕上げ

糸・革紐・金具の色見本
イメージしやすいように各染色革(ウレタンコート仕上げ)に対して設置してあります。



・素材について
国産革である姫路レザーを使用しています。
植物性タンニンなめしで加工されている革なので経年変化(エイジング)で肌色から深みのある飴色に変わっていきます
経年変化は日光にあたると促進されるため早くエイジングさせたければやんわりと日光があたるところに置いておくとエイジングが促進されます。
逆にエイジングさせたくなければ日の当たらないところに保管しておけばエイジングが遅延します。
・白革について。
白色の革は他の染色できる革とは違い、顔料と染料を併用して染色されたものを仕入れて使用しています。
顔料で仕立てられているため常用している姫路レザーと違いエイジングによる色の変化はほぼありません。
また、蝋が染み込まないため表面仕上げの「蝋引き仕立て」が選択できません。
コバの色に関してはもともとの断面がすでに白いため「生成(無染色)」しか選択できません。

コルセットのショルダーベルトやストレートベルトなど両面張り部位に使用した場合も「生成」しか使用できません。
(例:表面が染色の黒色で裏面が白革だった場合、コバ面は「生成」しか選択できなくなります。)
またエンボス加工や水絞り加工がされるものにも使用ができないため、使用できない商品に関しては商品詳細ページの先頭に注記を表示させておきます。
・銀面について
銀面とは革の表面のことを言います。
無染色のもの「生成」といい最初は肌色をしておりますが使用経過とともにエイジングと呼ばれる現象で飴色になっていきます。
染色してあるものもエイジングの影響で濃い色になっていきます。
「革」は動物の「皮」をなめし加工したものであり、動物が生きていたころに付いたキズやシミやシワ、血管の跡なども革になってからも残ります。
ほくろやシミはやっかいなことに染色後または製品が完成してしばらくしてから急に浮き出てくることもあります。
また、エイジングの具合や染色の乗り、革の硬さなども個々によって違ってきます。それらは革の個性としてお楽しみください。
・コバについて。
コバとは革をカットした裁断面のことをいいます。切ったままだと毛羽立つため、やすりがけした後に蝋やコバ用の仕上げ剤などで研磨しできるだけつるつるにします。
表面に合わせて同じ色で彩色するか、革らしさも表現できる無彩色で仕上げることもあります。
蝋引き加工がされている場合、染み込んだ蝋が染料をはじくため、コバの染色がきれいに入らないことがあります。
装着時に素体に直接あたる可能性があるなら無彩色にすることをお勧めします。
コバと銀面の染色色をそれぞれ違う色を使用するとコバと銀面の境界線付近にシミができることがあります。ただし「黒」を銀面の染色に使っている場合のみシミは発生しません。
・床面について
革の裏面のことを床面といいます。
革の大きな繊維が露出しているためざらざらしています。
この繊維が剥離して服などに付着しないよう床面用の仕上げ剤である程度固めてありますが、それでも剥がれて埃のように付くことがあります。あらかじめご了承ください。
基本的に見えない部位なので一部の商品を除き染色はされません。
・染色と表面処理について
生成の革を染料で一つずつ染めているため個々によって濃淡の差がどうしても出ますし革によって色の乗り具合も微妙にちがってきます。
赤色で注文したら大体赤色のものが仕上がってくるだろうぐらいの大らかな感覚でお願いいたします。
表面仕上げとして染料で染色し乾燥させ、さらに柿渋液を塗り乾燥させた後に銀面を磨き最後に「レザー用ウレタンクリアコート仕上げ」か「蝋引き仕上げ」でコートします。
「蝋引き仕上げ」を行った場合は蝋がコートすることになるのでウレタンコートは行われません
ウレタンクリアコート仕上げ
標準的な艶のあるコート剤での仕上げになります。
鮮やかな色合いが良い場合は「ウレタンクリアコート仕上げ」を選択してください。
ピンクや空色など淡い色のものはウレタンクリアコート仕上げをお勧めします。
蝋引き仕上げ加工
独自配合した蝋を溶かして革にしみこませてあります。
革独自の風合いが強く出てビンテージ感も感じられる仕上がりになりますが、同時に生きていたころについたキズやシミ、血管跡も誇張されるのでそれらも踏まえて楽しめる方向けの加工になります。
また革の質や状態によりまだら模様がでることがあります。
蝋が強く水をはじくため、汚れが付きやすい外での撮影向きの加工でもあります。
気温や湿度などの影響で余剰で染み込んでいた蝋が革の表面に噴き出して白く曇ることがあります(ブルームといいます)。
乾いた布やキッチンペーパーで拭くと簡単に取れて艶もでるため、粉ふきをしたら拭いてください。

↑左がブルームが発生したもの。右がふき取ったもの。
ブルームは何度か拭き取ると徐々にでなくなっていきます。

↑細かな部分は綿棒で拭ってください。(綿棒周りにある白く曇っている部分がブルーム)

淡い色や青・緑系のものに蝋引き加工をすると革によっては革の地色(飴色)が強く浮かび上がってかなり独特の色合いの色むらがでることがあります。
写真のものは強く色むらが出てしまったので最初から作り直しになりました・・・
「ピンク」・「空色」・「青」・「紫」・「緑」・「若草色」・「黄色」を蝋引き加工でオーダーする場合はご注意ください。
・色移りに関して。
色移り防止用のコート剤などを塗布してありますが、それでも染色された革の染色面が長期間ドールの素体と接触したままになると、ほぼ間違いなく色移りします。
特にコバ面からの色移りが多いと感じます。
素体と接触する可能性がある部位は生成(無彩色)にするとリスクが軽減されます。
また、革紐や糸も色移りの可能性があるのでご注意ください。糸は白かベージュならば色移りは発生しないと思います。
湿度と気温が高くなると総じて色移りのリスクが高まるので、素体はもとよりウィッグや布服などへ色移りすることもあるかもしれません。ご注意ください。
・カビに関して。
湿度の高いところに置いておくとカビが生えることがあります。
凄まじく生える革もあれば不思議なほど生えない革もあり、どの部分でこの差が出ているのか全くわからないのが現状です。
密閉した容器に保管していても生えることがあるため完全に防ぐ手立てはありませんが、カビが発生しにくい湿度の低く風通しの良いところで保管してください。
・レザーのメンテナンスに関して。
半年に一度ぐらいレザー用のクリームを薄く塗ると艶を保てます。ただし大量のオイルやクリームを塗り込むと革がもろくなりますし使用している接着剤が溶解して剥離やべたつきが発生します。指先に少しだけつけて薄く塗りのばすだけで十分です。個人的にラナパーをお勧めします。
・金具に関して。
真鍮製か鉄製か亜鉛合金製の金具を使用しています。
革や空気中の水分と反応して真鍮製ならば青さびが発生することがあります。青さびは綿棒などで拭えば簡単に取れるため定期的に拭くと良いと思います。
ベルトのバックルなどはさびが浮きやすいためベルトを通しっぱなしにしておくとベルトにさびの跡が革に染みつくことがあります。ディスプレイしていなときはベルトなどは抜いた状態で保管してください。

↑長期間金具と触れていたためさび等の成分が染みついたもの。

シルバー系の金具は鉄製が多いため表面に白い曇りのようなさびが浮くことがあります。その場合研磨性の高いジュエリー用の拭き布で拭くときれいになります。
・その他
製作した作品の写真を作例としてSNSやWebShopに掲載することがあります。
製品の品質向上のため予告なく細かな部位で変更がされることがります。
部品が破損・紛失した場合、修理が可能な壊れ方であれば有償で修理いたします。また紛失した部品も有償で再製作もしますのでお気軽にお問い合わせください。